コンクリート工事の施工方法について
コンクリート工事は、ただコンクリートを型に流し込めば良いというものではありません。
強度の高いコンクリートを仕上げるために、たくさんの工程があります。
ここでは、コンクリート工事の施工方法について説明します。
▼コンクリート打設
コンクリートは、セメント・砂・砂利・水を混ぜて化学反応を起こすことによって固まります。
セメントなどの材料をまぜ、固まる前の状態を生コンクリートといいます。
生コンクリートを型に流し、隙間なく埋める際にハンマーを使ってたたくため、打設と呼ばれるようになりました。
▼コンクリート工事の施工方法
①打設計画
スムーズに施工を終えるために、事前に役割分担などを行います。
②工事方法の決定
コンクリート工事には、ポンプによる方法とバケットによる方法の2種類があります。
どちらの方法で工事を行うかを決定します。
③工事の準備
型枠が設計通りか、鉄筋が適切な位置にあるか、事前に確認します。
④生コンクリートの検査
工事現場に生コンクリートが届いたら、柔らかさや空気量などの検査をします。
⑤コンクリート打設
型枠の中に生コンクリートを入れます。
専用の道具を使って、隙間がうまるように生コンクリートをたたきます。
⑥締め固め
隅々までコンクリートを充填します。
内部振動式や型枠振動式、表面振動式などの締め固めの方法があります。
⑦仕上げ
コテを使用して、表面が凸凹にならないよう馴染ませていきます。
▼まとめ
コンクリートは時間が経つと固まってしまうため、速やかに施工する必要があります。
そのためには、準備の段階からいろいろなことを計算し、万が一トラブルが起こっても対処できる体制を作らなければいけません。
弊社ではプロのスタッフがコンクリート工事を担当します。
これからコンクリート工事を検討している方は、弊社までお問い合わせください。