モルタルとコンクリートの違いについて
モルタルとコンクリートを同じ物だと思っている方は多いのではないでしょうか。
この2つは同じ洗面とを使っていますが、用途や性質が大きく違います。
この記事では、モルタルとコンクリートの違いについてご紹介します。
▼モルタルとは
モルタルは、セメントに水と砂を混ぜて作ったものです。
柔らかくて扱いやすいので、レンガやブロックの接着剤として使ったり、下地として使ったりします。
■モルタルのメリット
モルタルで作った壁は、なめらかで高級感があります。
また、色をつけることもできるので、デザインの幅が広いのがメリットです。
■モルタルのデメリット
防水性が低く、壁に使うとひび割れを起こしてしまうことがあります。
モルタル壁の仕上げには撥水剤をふきかけますが、定期的なメンテナンスが必要です。
▼コンクリートとは
コンクリートは、セメントに水と砂、砂利を混ぜて作ったものです。
モルタルよりも強度が高く、道路や高層ビルなどに多く使われています。
壁材として使われることは少ないですが、あえてザラっとした質感を出したいときは打ちっぱなしコンクリートを使うこともあります。
■コンクリートのメリット
コンクリートは、モルタルに比べて強度が高く、価格が安いことがメリットです。
■コンクリートのデメリット
コンクリートには砂利が含まれているためデザイン性は低いです。
▼まとめ
一見同じように思われがちですが、モルタルとコンクリートには大きな違いがあります。
モルタルは、高級感のある壁を作りたいときにおすすめです。
コンクリートは価格が安く、強度も高いですが、デザイン性が低いため、壁材として使われることは少ないです。
それぞれの性質を理解して、用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
