モルタルの基礎知識と硬化時間について
モルタルで作った壁は、ツルッとしていて高級感が出るのが特徴です。
人気のモルタル壁ですが、どんな性質で、完成にどのくらいかかるのか知っている方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、モルタルの基礎知識や硬化時間についてご説明します。
▼モルタルとは
モルタルとは、セメントと水、砂を混ぜて作ったものです。
仕上げ用の素材としてではなく、レンガやブロックの接着剤として使われることもあります。
デザイン性が高く、高級感があるのがメリットですが、ひび割れを起こしやすいというデメリットもあります。
▼モルタルの硬化時間
モルタルの硬化時間は、気温によって変わります。
■夏
夏は硬化時間が早く、約12時間です。
また、下地と仕上げの間に養成する期間を設けなければならないのですが、期間は1週間程度です。
気温が高いと硬化時間が短くなるため、強度が上がると思われがちですが、気温が高い時期は、ひび割れの原因にもなるので注意が必要です。
■冬
冬は硬化時間が長く、夏の2倍はかかると言われています。
硬化時間が約24時間、養成期間は2週間程度かかります。
気温が低すぎると、モルタルが凍ったり、いつまでも施工が進まなかったりすることがあります。
▼まとめ
モルタルは、デザイン性が高くおしゃれな壁を作ることができます。
気温の違いで、硬化時間が大きく変わるので、夏場、冬場の施工には十分に注意しましょう。
基本的にいつでも施工は可能ですが、おすすめの季節は春と秋です。”