コラム
Column
左官工事における床の種類について
床の工事を行う際、無機質なおしゃれさが見直されているのはご存じでしょうか。
また、以下の2種類を床材に使う一般家庭が増えております。
そこで今回の記事では、左官工事における床の種類について説明します。
▼左官工事における床の種類について
■コンクリート打ちっ放しの床
現場で打ち込んだコンクリートをそのまま活かしたコンクリート打ちっ放しの床は、近年人気の仕上げです。
しかし、コンクリートがむき出しのそのままの状態では環境による劣化が進みやすく、粉吹きやカビなども発生しやすいです。
そのため、保護剤であるトップコート塗布して仕上げるのが一般的です。
コンクリート打ちっ放しの床にひび割れや締め固め不足などの打ち込み不良が起きてしまった場合、コンクリートを全て打ち直すのは
困難なので、左官職人が似たような模様をつけて補修を行います。
■モルタル床
コンクリートの下地の上にセメントモルタルを塗布して仕上げた床のことです。
近年、一般家庭の床材にも使われており、多くの場合は5~40mmほどの均一な厚さになるように施工されます。
モルタルは吸水性が良く、床材に適しています。
セメントペーストと比らべると水の割合が少なく、コンクリートよりは多めです。
砂利などの粗骨材が混入されていないので、コンクリートと比べて慣らしにくく、きれいに仕上げるのが難しい素材です。
家屋の床材に使用する際は使い勝手が良くなるように撥水加工や防塵塗料を加えることがあります。
モルタルは顔料を入れて色をつけることもできますよ。
▼まとめ
コンクリート打ちっ放しの床やモルタル床が近年人気で、一般家庭の床材に使われる機会が増えています。
またモルタルは、色付きにすることもでき、個性を出しやすい反面できれいに仕上げるのが難しい素材です。
そのため職人さんの腕にかかっていると言えるでしょう。
糸数工業合同会社でも住宅や工場などの床を丁寧・きれいに仕上げます。
床工事はぜひ弊社にご用命ください。