コンクリートの材料について
生活の中でよく目にするコンクリートですが、どのように作られているかご存知でしょうか?
コンクリートは「ある材料」を混ぜ合わせて作られています。
ここでは、コンクリートの材料について説明します。
▼コンクリートはセメントから作る
セメントは灰色の粉末です。
水や液体を混ぜることで接着性や水硬性が現れます。
コンクリートはセメントから作られています。
■コンクリートの材料
コンクリートの材料には、以下の4種類があります。
・セメント
・水
・砂
・砂利
セメントにこの3種類を混ぜ合わせることで、コンクリートが完成します。
材料を混ぜ合わせ、固まる前の状態を生コンクリートと呼びます。
粒子の大きい砂利と、粒子の小さい砂がセメントと混ざることで、強度が高くなります。
そのためコンクリートは建築材料として使用されるのです。
■コンクリート材料の割合
1㎥のコンクリートを作りたい場合、材料の量は以下のようになります。
・セメント:300㎏
・水:200kg
・砂:800kg
・砂利:1000kg
■コンクリートの作り方
①容器に砂を広げる
②砂に準備した水に4分の1を吸わせる
③砂とセメントを混ぜる
④さらに4分の2の水を加え混ぜる
⑤砂利を加えて混ぜる(必要に応じて残り4分の1の水を混ぜる)
▼コンクリートの特徴
コンクリートには以下の3つの特徴があります。
・強度が高い(建物の構造体としてよく使用される)
・圧縮力に強いが、引っ張る力に弱い
・粘性が高く、加工しにくい
▼まとめ
コンクリートの材料はホームセンターでも購入できるため、最近ではdiyする方も増えています。
しかし、粘度が高いため、大量のコンクリートを手作業で混ぜ合わせるのは大変です。
専用の混ぜ合わせ用機械が必要となるので気を付けましょう。