左官コテの種類について
左官工事の際に使われる左官コテですが、どのくらいの種類があるかご存知ですか?
なんと300種類以上あるとされており、その中から適したものを選ぶ必要があるのです。
そこで今回は、左官コテの種類をご紹介していきます。
▼左官コテの種類
■荒塗り・中塗り用
荒塗り・中塗り用のコテは、モルタルや珪藻土・漆喰などを用いる際に使用することが多いです。
中でも、半焼中塗コテは中塗コテとして最も一般的で、愛用者が多い種類です。
滑りにくく塗りやすいというメリットがあり、五寸~七寸のコテが多く使われています。
そして、初心者にもおすすめなのが木製コテです。
コテの中でも歴史が古く、今でも愛用者が多い種類です。
■仕上げ用
仕上げには、押さえコテや角コテが使われます。
ステンレス製の押さえコテは、石膏プラスターやドロマイトプラスターなどに適しています。
一方プラスチック製の押さえコテは、繊維壁や漆喰などに適しています。
角コテは、押さえ仕上げで使われるコテです。
■細工用
細工用のコテには次のような種類があり、材料や作業工程などによって使い分けられています。
主に細かい作業を行う時に使用されています。
・ゴムコテ
・レンガコテ
・ブロックコテ
・富士引コテ
・切付コテ
・さじコテ
・柳刃コテ
・丸繰コテ
▼まとめ
左官コテには300種類以上ありますが、大きく分けると中塗り用・仕上げ用・小細工用に分けることができます。
それぞれ適した材料や作業内容などが異なるので、適材適所で使い分ける必要があります。
群馬県にある弊社では、さまざまな材料を使って左官工事を行っています。
施工をご希望の方は、気軽にお問い合わせください。